でこぼこ三人衆 Presents


- 第7話 幽霊地蔵-



⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩⛩


ども!葱太郎です!

今回は都営地下鉄は浅草線で西馬込方面に行くとある高輪台駅。
普段来ない駅なので、到着したものの右往左往する始末

そんな時に便利なGoogleMapのお蔭で何とか場所は把握出来て、
都営浅草線の高輪台駅より北東へ徒歩4分の場所に光福寺があると判明!




そして、ここがその光福寺、
浄土宗の寺院で、源光寺と相福寺という2寺が明治に合併したお寺なんだとか。

でもって、ここが今回のお話の舞台なんです。




では、なんでこのお寺を紹介したいかと言えば、とても珍しい地蔵様があるんです。
どんな地蔵様はこの後に紹介しますが…
ちょっと怖めの地蔵様なんで、少々不安でもあります




とは言え、先ずは境内へ入らないことには話が進まないので入ってみましょう!
いきなり古い石像がたくさんあり、この奥が本堂です。




本堂のほかに開運稲荷大明神もあります。
そもそも大明神ですし、ここでは無いみたいですね




それとこちらが「子安栄地蔵尊」です。
ん?中に何やら気になるお地蔵様が…




地蔵尊??名前は違いますが、こちらですかね?

はい、まさにそうなんです!
この子安栄地蔵尊こそが、今回紹介する珍しい地蔵さまなんです。

その名も『ゆうれい地蔵』。
それ故に、ここ光福寺もまた「お化け寺」とも言われているんです。

では、なぜに「ゆうれい地蔵」と呼ばれるか?ですが…
地蔵様をよーく見てみて下さい。




もう、お気付きですか?そう、この地蔵さまの姿です。
何をもって「ゆうれい」としたかは謎ですが、顔がない、そして足がない。
まさに幽霊とは良く言ったものです。




せっかくなので、こちらは実際の写真でご覧頂くとよりインパクトがあるかと…
こういっちゃ何ですが、初めて見ました。ちょっと驚きです。
昼間に来てよかったと思います。夜ならば結構怖いんじゃないでしょうか。


ってことで、こちらの「ゆうれい地蔵」についてですが、もちろんの事ながら、
本来の名前である「子安栄地蔵尊」としては下記の様な所以がしっかりとあるようです。







品川沖からあがったと言われるこの地蔵が、亡くなった母親の代わりに子どもを育てた
との伝承のほかに、
こちらのような他でも聞いたことがある有名なお話も…
正直、あれ?これって何処かで聞いたぞ?と思ったりも




江戸時代、光福寺に近くの二本榎通りの飴屋さんに
毎晩赤ん坊を連れた若い女性が買い物に来ていました




雨でも傘も持たずにやって来るその姿を不思議に思った飴屋の主人




ある日のこと、主人は女性の後をそっと尾行しました




寺の中に入っていったことを確認した主人は後日、
今度は寺の住職と共に女性の後をついていきました




すると女性の姿は消え、地蔵の前に辿り着きました




住職はその地蔵を毎日供養すると、それからパッタリと女性が現れなくなったとのこと





この言い伝えと風化した姿のせいで足がやせ細ってしまい
幽霊のように見えたことと、今のお地蔵さんの姿に結びついて
そう呼ばれるようになったものだと言われています

なるほどね!

ちなみにですが…

このお話、京都に伝わる『幽霊子育飴』のお話に良く似てませんか?
実際問題として、京都に限らず各所にあるんですが、
ただこちらは「みなとや幽霊子育飴本舗」というお店は実在します!




もちろん、京都に行った際に訪れたのですが…




定休日の筈では無いとは思うけど、開店しておらず
一時間後に懲りずに見に行くも、やはり開店していない…

ショック過ぎる!
暫く立ち直れないレベルで絶望感でいっぱいです

が、それはそれ
また来れば良いし、その時は京都の民話や伝承も探すしかないな




という事で、幽霊地蔵のお話でした
そして、絶対に今度こそ「幽霊飴」は買うぞ、との決意が出来ました
また来るぞ、京都!その時は店、やっててね

やっぱ、買えなかったのが悔しい!





民話伝承999🄫