ぷらっと旅金魚☆秋田編②

ども!琉金です!

不思議なもので高知県への旅行前に宮崎県で震度5弱の地震があり、福島県からの旅行後には福島県でこれまた震度5弱の地震が。かと思えば青森県への旅行前には青森県で大雪があり、熊本県からの旅行後には九州で雪が降るというように思いがけない事が多々ありました。

さて、前回に引き続き秋田編の第2回。遂に琉金の憧れ地でもある『男鹿半島』でのお話です!ではでは〜 

男鹿へ出発するにあたり、6時半にホテルをチェックアウトして7時40分の電車に乗らねばならない。が、その前に朝食を取らねばならない訳で、駅構内のお蕎麦屋さんにて秋田では昔から食べている海藻(アカモク)の“ぎばさそば“を食す。これがまた美味でした😋

これから秋田駅を出発し、約1時間かけて目指すは終点「男鹿駅」へ!

とても長い道のりではありましたが、早起きの影響もあって寝落ちを繰り返していたら男鹿駅に到着😪

しかも思った以上に寒い!これが日本海の洗礼か!

などと拘ってる場合ではなく、とりあえず駅の待合室へ。

すると早速まなはげがお出迎えときたもんだ

はい、お察しのとおり今回のお話は男鹿と言えば「なまはげ」。昔話や伝承の大好きな自分にはもう大好物この上ないのですが、皆さんにも少しでも興味をもって頂きたくご紹介出来ればと思います!

先ずなまはげってどんなん?はい、こいつです↓

ここにいるのもなまはげです。

外にもおります、こちらもなまはげ

もう一つ外にいるこちらもなまはげ

至るところに「なまはげ」がおり、様々な様相をしてますが、どれも「なまはげ」です。そんななまはげ尽くしなのがここ男鹿駅。素晴らしい。素晴らし過ぎる…

けどね、マンホールはなまはげでないのは少し解せないが、そこは男鹿市の花「ツバキ」を図案化した マンホール蓋ですし、能登山の北限の椿には悲恋の物語が伝えられてると言うので良しとしましょうか😌

では、本題へ戻って予約していた「なまはげシャトル」に乗り込むと今回の目的地である『なまはげ館』に。

これまた30分弱の移動でたどり着いたのはこの趣のある家屋、そうここが「なまはげ館」なんです。まるで昔ばなしに登場しそうな景色と雰囲気に胸が高まります😳

入館するとちょうどこれから隣の曲家民家『男鹿真山伝承館』にて“なまはげ体験“が始まるというので、それならばと館内の見学の前にそちらを先に見ることに。

これからなまはげ体験をする前に、民俗行事として大晦日にのみ地元の人以外が中々見ることができなかったナマハゲ習俗についての説明を丁寧にして頂きます。

そして・・・

大きなドンドンと戸を叩く音が聞こえ、主役のなまはげが家に上がり込んできます!生で目の当たりにしたなまはげの迫力たるは大興奮モノです😆

用意した料理と酒でなまはげをおもてなしすると、持参した帳簿を見ながら訓示を告げる。ここでのやり取りがまたなかなかユニークで想像していたイメージとのギャップがあってまた面白い👍️

そして満を持してあの有名な「悪い子はいねがー」と家の中を物色を始める。めっちゃ近くまでなまはげが来る臨場感がまた堪りません!!

そして一連の段取りを終え帰っていくなまはげ。

畳にまき散らされ落としていった藁は持って帰るとご利益があるとのことで、良いサイズの藁を自分も拾って持ち帰りました☺️

なまはげ体験を終え興奮冷め止まらぬ前になまはげ館へと思いましたが、丁度雨が小雨になってきたので隣接する真山神社へ行くことに⛩️

包丁ってとこがまたなまはげっぽさがありますね

長い階段の手前に社務所があり、御朱印を頂くことにしょうとしたけれど、あまりにも素敵過ぎる御朱印帳があったもので御朱印帳も購入してしまいました。

この御朱印帳のデザインはヤバ過ぎる!

そして御朱印がこちら。

続いてこちらが樹齢約1200年、根元の周囲4メートル、樹高7メートルの地方の榧としては珍しい巨樹老木。とても神秘的ですね

真山神社は、景行天皇の時代に武内宿禰がこの地に下向の折、使命達成と国土安泰を祈り、瓊瓊杵尊、武甕槌命を祀ったのが始源とされ、「なまはげ」ゆかりの地として毎年2月には境内にて「なまはげ柴灯祭」が行れる事で知られます。

真山神社の境内散策と参拝を終え、戻りのなまはげシャトルの時間を気にしつつ、なまはげ館へ移動して館内を見学に。

もちろん、早速ではありますがなまはげがおります。

館内では木彫りのなまはげの面を作る工程を職人さんが実演していたのですが、その匠の技術とも言うべく腕前も凄いのですが、それ以上に欧米と思われる外国人の方の食い付きが凄かったのが印象的でした。

館内のメインとも言える各地域の様々ななまはげの展示。

よく見るとビミョーに異なる風貌なのが実に面白い!中には鬼というよりは馬じゃんよ〜ってなまはげもw

最後に、散々当たり前のように名前を連呼していた『なまはげ』。このなまはげとは一体何者なのか?
なまはげとは、鬼のお面をかぶり、藁でできたミノを着た若者たちが、家々を巡り、怠け者や不和を戒め、厄災を祓う来訪神として知られていますが…

なまはげの起源については諸説あり、荒々しい修行をする彼ら修験者をなまはげの姿に重ね合わせた「修験者説」や、漢の武帝が五匹の鬼を従え、男鹿へ渡ってきたという「武帝五鬼説」、ほかにも「山の神説」、「異邦人説」等などと様々な説があり、そんな『なまはげ』はどこまでも興味が尽きない謎めいた存在と言えますね👹

ずっと訪れる日を夢見た伝承の地は、まさに神秘的な場所であり、想像した以上に自身の好奇心をよりいっそう掻き立ててやまない素晴らしい場所でした!

次の目標は大晦日の晩に現れるなまはげをこの目で見ること。その日が来るのを楽しみに真山の地を後にしました。

そして男鹿駅に戻り昼食を食べに駅から少し離れた「居酒屋 秀」にてマグロ丼を頂いたのですが、マグロの身がとても新鮮で美味しゅうごさいました😋

最後にこの後、道の駅に行ってマンホールカードを貰ったり、お土産を買ったりしたのですが写真が何故か無く(撮り忘れかな?)マンホールカードの写真のみで許してくださいませ。

と言うことで、この日はこの後にも話がまだまだありますが、記事が長くなってしまうのでこちらも前回と同様に続きのお話は「ぷらっと旅金魚☆秋田編 EX2」として執筆出来たらと思ってます📝

次回は秋田編の最終回「楽しいおもりんの森へようこそ」に乞う御期待下さい

と、その前に✋

この日の後半編を『秋田編 EX2』を別途書いてます。こちらの方も宜しくお願いします🙇

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です