皆さん、こんにちは。
いよいよ明日に迫りました『金魚まつり』ですが、天気はどうやら雨は無さそうな気配で何よりですね!これは絶好の祭り日和って事でしょうか。
では、ここからは後半になりますが、引き続き「いかちゃん」と「のーずくん」にはゲストとして参加して頂き、今回は「金魚」についてどれくらい知ってるかをクイズ形式でお話ししながら進行して行きたく思います。

それでは早速ですが、どなたにも身近な存在の金魚。夏の風物詩と言われながらも一年中何処でも見かける金魚ですが、結構知らないことも多いと思うので金魚について幾つか問題を出してみようかと思いますので、お答えください!
①金魚はどのようにして誕生したでしょうか?
【いか】
フナの突然変異
【のーず】
食用として
いかちゃん正解です!約2000年前に中国の長江下流で偶然見つかった、突然変異の赤いフナをもとに品質改良され誕生したのが金魚でして、金魚自体は自然界には存在しなかった生き物なんですよ。
のーずくん、食用って何よ。ちなみに江戸川区で食用と言えばウシガエルの話があるんだけど、これはまた別の機会にお話ししましょうかね。
ちなみに写真はギンブナの突然変異により誕生したヒブナ。ヒブナ(緋色)のブリードを続けると高確率で誕生するのだとか。

こちらがヒブナ。ヒブナは緋鮒の意で、突然変異で黒い色素を欠き赤変したギンブナです。 ふ化時は普通のフナと同様に銅黒色ですが、約1年を経過してから赤くなるそうです。

私たちの身近な存在の金魚がまさかの突然変異により誕生した生き物と言う衝撃的な事実に驚かれた方も多いと思いますが、その金魚の名前に違和感を感じませんか?少なくとも金色では無い気がします。では問題!
②金魚の名前の由来は?
【いか】
金に匹敵する貴重さだった?
【のーず】
水の反射で金色に見えたから
正解は中国語でお金が余るという意味を持つ「金余(きんぎょ)」と同じ発音なのでめでたい存在と言われ、金運をもたらす魚として「金魚」と名付けられたんだそうです。いかちゃん、またも正解!
そして今回ものーずくん、何だいその答えは。
それはイワシなんかの背中が青いのは水上の鳥から身を守り、腹部が銀色なのは、下からの大きな魚に海の水面と同じように光が反射して身を守るという、あれの話をしているのかな?残念ながらそんな大そうな理由はありません。
そもそも自然界にいない魚が身を守る術を持つ必要性ってやつだね。
では気を取り直して3問目。にしかわくん、今回は当てて下さいよ~
③金魚と鯉は同じ仲間?
【いか】
違う
【のーず】
同じ仲間(サイズが大きくなるため)
いかちゃん凄いな。またも正解!金魚は品質改良した鮒であり、鯉は元から日本の湖や池に生息していた現生種の魚。なので同じ仲間ではありません。ちなみにそんな鯉と鮒の違いはヒゲの有無なんです。

のーずくん、それクジラとイルカが同じ仲間だけど、大人の全長が4mより小さいものが「イルカ」、大きいものが「クジラ」と言う話と同じに考えてませんか?それ、違いますからね!
そんなこんなでお時間となりました。総じて素晴らしい回答率(特に金魚に関してはパーフェクトだった、いかちゃんに拍手~!!
それに比べて…のーずくん、ホントにひっでぇな。最後くらいはちゃんと締まる回答を頼みますよ。と言う事で、最後はお二方が知っている金魚の名前を教えて下さい。そして、その金魚を明日の金魚祭りで皆さんも探して見て下さい!
④知っている金魚の名前を書いて下さい。
【いか】
ランチュウ

いかちゃんが選んでくれた金魚は「ランチュウ」(すみません、すぐに写真が出てこず、ガラス細工のもので代用してます)。「金魚の王様」と言われる金魚の最高峰に位置していると言っても過言ではない品種。
ちなみに下の写真の獅子頭と似ているが、何が違うか分かりますか?大きな2つの違いがあるので、それを探して見るのもまた楽しいと思いますよ。

そして、のーずくん。おい…
【のーず】
ネンブツダイ

これ、そもそも海水魚なんだけど。あと、ネンブツダイはスズキ目スズキ亜目テンジクダイ科の魚なんで、フナのフの字も無いです。まさかの最後まで珍回答とは絶句ものだし、これで締めとは何とも腑に落ちませんが、今回たくさん金魚について学んでくれたものと信じてます。
そんな訳で、金魚祭り2024まで「あと1日」ですが、ネンブツダイは居ないけど沢山の金魚が展示、販売され、催しもので大いに盛り上がる2日間になることは間違いないので是非皆さんも足を運んで下さいませ!
