ぷらっと旅金魚☆東京編②

ども!琉金です!

今回は前回に引き続き、『東京編』です。
そして今回も趣味全開のお話となるのですが、これからお話をするその趣味とは「化石」です。

さて、皆さんは化石と言うと何を想像しますか?たぶん大半の方は恐竜を頭に思い浮かべてるかと思います。しかし、化石には恐竜以外にも沢山の種類があり、それらの化石を知ることで新たな生物や当時の環境を知ることが出来るのです。

なので今回は東京都内で見れる化石を、それも無料で見れる場所を紹介したいと思います!

※この記事を書き始めた頃からだいぶ日時が経過してしまい、既に終わってしまったイベントもありますがご了承下さい。

■TX PLAZA 秋葉原

では、最初に紹介するのはこちら。場所は秋葉原!

駅からヨドバシへ向かう通路を進むと出口付近にある『TX PLAZA 秋葉原』が今回ご紹介する場所です。

既にお気付きかと思いますが、写真の左下に見えるのは「タルボサウルスの頭骨(複製)」です。

通りすがりにこんなインパクトのあるモノが目に付いたら足を止める他ないかと思いますし、何より凄いのは知名度抜群のティラノサウルスではなくアジア最大級の肉食恐竜タルボサウルスを展示した事にあるかと思います。

さて、急に化石が展示してありなんじゃコリャ?!な感じですが、こちらは「ミュージアムパーク茨城県自然博物館」が30周年を記念したイベントの宣伝なんだそうです。

なので、店舗内には昆虫標本や動物の剥製なんかが幾つか展示されてました。

また、30周年のチラシには「ミュージアムパーク茨城県自然博物館」の招待券引換券を付けて配っており、そちらを頂いたので6月までの期間内に都合が合えば来館してこようと思います!

※こちらのイベントは終了してます。

■中央区立郷土資料館

次は場所を移動して「本の森ちゅうおう(中央区立京橋図書館・中央区立郷土資料館)」に。最寄駅は東京メトロの日比谷線の八丁堀駅。

さて、こちらも既にイベント自体は終了してしまってますが、1階の『郷土資料館常設展示室』にて2024年12月26日(木)~2025年2月19日(水)の期間に開催された「中央区にナウマンゾウがいたころ」のご紹介です。

館内の雰囲気はこんな感じです。とても綺麗な展示場ですね。中央にナウマンゾウの化石と、ガラスケースには下顎の化石が展示されてます。

下の説明には「ナウマンゾウ浜町標本骨格復元模型」とありますが、なんと!こちらのナウマンゾウはあの浜町にも説明板がある日本橋浜町から産出したナウマンゾウの原寸大復元模型なんです!しかも全身骨格は日本初で唯一無二なんだそうです😲

ちなみに説明板はこちらになります。都営新宿線浜町駅から地上に出たところにあるので是非お立寄りの際には拝見してみてください。

そして、こちらがナウマンゾウの下顎骨模型です。

あくまでも個人的な興味になりますが、浜町駅の説明板を見掛けて以来ずっと気に掛けていた事もあって、こうしたイベントが行われてナウマンゾウの全身骨格を生で見ることが出来て良かったです😌

※こちらのイベントは終了してます。

■板橋区立教育科学館

どちらも既に終了していて申し訳無いのですが、続いてご紹介する場所は常設となり、現在も見ることが出来ます。

場所は東武東上線の上板橋駅。

駅の北口を下車して徒歩5分、到着したのは『板橋区立教育科学館』。

入口を入ると真っ先に目に入って来るのは巨大なトリケラトプスの頭骨の化石(本物)が展示されてます。原寸大とはいえデカいな〜🤔

化石は一階に展示されてる先ほどのトリケラトプスとこちらのエドモントサウルスの下肢部·大腿部化石(本物)、ボーンベッド(化石の墓場)の3つです。

化石とは異なりますが、沢山の琥珀も展示されてます。

その中には「ジュラシックパーク」の劇中にも登場して有名な「昆虫が混入した琥珀」もありました。これはなかなかジュラシックファンには嬉しい展示ですね🧐

あとは曜日が合わずに見れませんでしたが、プラネタリウムでも恐竜モノを上映してる様で、今回は見れず残念でした。

余談ですが、こちらのプラネタリウムは肉眼で見ることができる星空を忠実に再現する事が出来る人気のプラネタリウムなんだそうです。

他にも地下には科学の体験(地震の体験など)や小さな昆虫展なる昆虫標本、2階にはビルマホシガメほかの生き物が展示されています。

■城西大学水田記念博物館 大石化石ギャラリー

次は今回紹介する中では「ホントにこれが無料なの?!」と思ってしまったほどの内容に驚かされたのが、こちらの『城西大学水田記念博物館 大石化石ギャラリー』。

東京メトロ半蔵門線の半蔵門駅の2番出口を出て徒歩10分ほど移動。

ここ城西大学紀尾井町キャンパスの3号館に「大石化石ギャラリー」はあります。

ちなみに勝手に地下へ行かず、受付を通して地下へ行きましょう。

それほど大きくないワンフロアですが、展示されている化石の数はかなりの数です!これは見応えがあり過ぎです!

そして、何より魚類の化石がとにかく多い。これはマジで嬉しい!知らないモノも沢山展示されてるし、テンション爆上がりですわ〜😆

数も凄いのですが、展示されてる化石のクオリティもまた素晴らしい!例えばこちらのコリドラス似の魚はデボン紀中期から後期にかけてラトビアに生息していた「アステロレピス」ですが…

横から見た時の立体感が良い!(大概は平面なのにここまで立体感があるのは珍しいかと)

他にも植物や昆虫、世界で2体しかない1億年前のワニ「イタスクス」の全身化石標本。

ペルム紀前期(約2億9000万年前)に生息した爬虫類の仲間で、属名は「中間のトカゲ」を意味する「メソサウルス」。

前期白亜紀に生息していた翼指竜亜目の翼竜「アンハングエラ」などの魚類以外の化石もあります。

そして、個人的に注目したいのはこちらのシーラカンスの仲間の化石です🧐

アクセルロディクティスは科博にも展示されていて馴染みが深いのですが、こちらでは複数のものが展示されていて十分過ぎるのに加え、初見となるシーラカンスの仲間も多々ありじっくりと見て回るとかなり時間を要するレベルのボリューム感です。いや、最高ですね!

とにかく数がもうすご過ぎなんですよ、ここは。

ちなみに外にはティラノサウルスの復元模型が展示されてますので見逃さない様に注意です!

最後に、入口にはあの「リャオニンゴティタン」も展示されてますのでこちらも併せてお見逃しなくないよーに。

■東京駅

そして最後に紹介するのはここ「東京駅」。

紹介すべく化石はなんと!この新幹線南のりかえ口の…

こちらの柱にあります。実はこの柱にある生き物がいるのですが、何がいるか分かりますか?

正解はこちら、蟹なんです!

まあ、ただそれだけと言えばそれだけの話ですが、意外なところにも化石ってあったりするものなので、これを機にビルの壁や駅の柱とか「もしかしたら何か埋まっていたりするのでは?」なんて気持ちで見てみるのも面白いかも知れませんね!

と言うことで、本来ならば前回の予告に書いた東京は上野公園を散策した記事を書く予定でしたが、急遽ながら思い付きから「無料で見れる化石特集」みたいな記事に変更しました。まあ、結果的にはネタを集めて記事にするまでの間にイベントが終わってしまったりもありましたが、そこは大目に見て頂ければとも思います😌

次回こそは「噴水池まで往復さんぽ」を乞う御期待下さい!(たぶん、また違う記事を書くと思うけどね)

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