土産百景「土佐銘菓 かんざし」

みなさんこんにちは!

この度こちらのブログスペースをもらい、月一ペースで各地お土産を紹介していく連載をもつことになりました!

思えば幼少期より転勤が多く、様々な土地で友人ができた今、各地に「帰還」と称し旅行に行ったり逆にお土産話を聞いたり…人より私の周りはお土産が取り巻いている人生な気がします

食べたり眺めたり…旅の景色を思い出したり、思い出をお裾分けしてもらったり、お土産って楽しい!を伝えていけたらと思います!

今回はこちら

「土佐銘菓 かんざし」 菓舗 浜幸

歴史を感じるパッケージ、さっそくいただきます!

しっかりした箱に入っており、まるで絵本を開くようなわくわく感です!

この素敵な挿絵は、実は黄桜のカッパでおなじみの清水崑さんの絵なのです

高知を訪れた縁でさらさらと描いたという貴重なエピソードがあるのです

右扉には「ぼんさんかんざし」の故事が紹介されていますよ

早速いただきます…といきたいのですが気になるオマケが。

本物のかんざし?!と見間違うようなこちら

なんと飴です!

芸が細かい!赤い結び紙には小話が書かれていますよ、粋ですね

さて、色々おもてなしを受け、かんざしにたどり着きました

裏面に食べ方が書いてあります、「アルミをめくる」?

中身はどうなっているのでしょうか

中から銀紙が!

かんざしは「銀紙焼き」といってアルミに包まれております

なんとこれは浜幸が日本初で開発した製法だそうです!すごい!

裏面のおすすめの開け方通り開けると簡単でした、そして手につかないようになっているのですね、親切です!

表面にかんざしのイラストが施されているのが見えますでしょうか…かわいい

それではいただきます

中はこのような感じです

焼き菓子にもかかわらずふわふわ!皮と餡の境目がわかりません!

これは銀紙焼きで包み焼をしている効果なのでしょうか?

白あんだと思うのですが、これがほんのり柚子の香りがしてとっても爽やかです!

そして銀紙を少しずつ剥がして食べ進めていくので食べやすく、汚れません

今回は緑茶といただきました!

パッケージから中身まで浜幸さんの細やかな気配りが感じられました!

まるでその場であれよあれよとおもてなしを受けている気分です

味はもちろん、この親切さが長年愛されているひとつのポイントなのかなと学びました

それではまた、土産百景であいましょう!

ごちそうさまでした!

■お店情報

・菓舗 浜幸

住所: 高知県高知市はりまや町1-1-1

HP: https://hamako.com/