[昔話]大雷神のはなし

皆さん、こんにちは。

なんか調べていたら色々とあったので、せっかくだし書いておきますね。

この「雷」に対する信仰?と言うのでしょうか。ここだけではなく、区内の各所にもあることが分かりました。それが同じものなのか、どうかは分かりませんが、偶然の一致にしては何とも不思議なものですよね。

先ずは真蔵院からは比較的近い(それでも徒歩ではそこそこの距離ですが)一之江に『大雷神』なる看板が工場の横にあり、さらにアパートの真裏に隠れて石碑があります。

説明では、「本山は岩楯家第七代、良水により1,830年頃築かれ主神たる大雷神は茨城県筑波山より運ばれました。この大雷神は大きな雷鳴を一つ出して他のかみなりを静止させたところに「ひとつかみなり」の由来があります。」とあります。

雷繋がりはあってるけど、内容は違いますね。
共通点は江戸川区って落雷が凄い土地だったのかな??

でもって、「香取神社」にも『大雷神』に纏わる史跡があるというのを知ったので、今度は船堀へ移動して船堀街道を新小岩駅方面に行った江戸川区役所の近くにある「香取神社」へ。

あれ?なんもないぞ!

と言うか、「香取神社」って2社あるの?

こっちは「香取神社」で、大雷神の所縁があるのは「新小岩香取神社」なんだそうです。まあ、”新小岩”とは付いてますが場所は江戸川区中央なんで、一応は江戸川区内なので先ほどの「大雷神」とは同じ可能性が高いですね。

という事で「新小岩香取神社」がこちら。

なんと「小松菜のゆかりの里」でもあるそうです。暴れん坊将軍こと、徳川吉宗が命名したという区民の間では有名な逸話もここで確認できます。

そして、探していた「大雷神」の石碑も見つかりました。

やはり一之江の「大雷神」と同じ「一之江のひとつかみなり」でした。

結果的に区内には2種類の『雷』に関連した信仰があるって事が分かりました。

近所の史跡ながら知らない事ばかりです。ほんと、勉強になりますね。

来年になってしまうかも知れませんが(そもそも今年は新型コロナで奇祭は中止だったのかな?)、今度は雷不動の奇祭は見に行きたいと思いました。

その時はこちらのブログでリポートもしたいと思います!

あと、江戸川区の小岩には「水神」の話がありますが、こちらもまたの機会に。

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